フジテレビが製作し同系列各局で放送されている深夜アニメの番組枠『ノイタミナ』や、アニメ制作会社・ツインエンジンのプロデューサー、『チェンソーマン』『呪術廻戦』などのヒットアニメを手がけるMAPPAの取締役兼ライツ部部長を務めていた木村誠が、新会社「株式会社BLUE RIGHTS」の設立を発表した。
木村氏はMAPPAで手掛けた『チェンソーマン』にて、それまでは関係者から資金を募る「製作委員会式」だったアニメ制作の常識を覆し、MAPPAが全費用を負担し製作から権利窓口を請け負うなど、先進的な取り組みを行ってきたプロデューサーだ。
担当してきた作品はどれもビッグタイトルばかりで、先に紹介した『チェンソーマン』や『呪術廻戦』のほか、『地獄楽』『四月は君の嘘』、2024年4月現在絶賛放送中の『忘却バッテリー』などがある。またアニメ制作だけでなく、アニメタイアップの楽曲についてもプロデュースを担当し、2019年に開催された『ゾンビランドサガ展』をはじめ、展示会も担当。アニメから音楽、商品、イベントまで、まさに日本のポップカルチャーを世界に届けるための取り組みを続けてきた。
株式会社BLUE RIGHTS 事業内容
これまでの経験を活かし、新会社である株式会社BLUE RIGHTSでは、TV・劇場アニメの企画製作から、小説・WEBTOON・漫画・CM・ミュージックビデオに至るまでの制作やコンサルティングを行うという。
木村誠氏のコメントは以下の通り(PR TIMESより)
現在、日本のアニメはグローバルでの配信環境が整い、そのファンの人口はどんどん増え、需要が急速に高まってきています。アニメーションは映像を起点に音楽や商品や展示会などその楽しみ方は多様です。企画製作から楽しみ方の提案までたくさんのチャレンジをしてきましたが、これまで仕事をしてこられた事への感謝を忘れないようにしながら、さらに間口を広げて世界中のファンが楽しめるような体験を提供していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
■木村誠 経歴
2007年~フジテレビの深夜アニメ枠〝ノイタミナ〟にてプロデューサーを担当
2017年~ツインエンジンにてプロデューサーを担当
2018年~MAPPAにてアニメプロデューサーの他、ファイナンス、ライセンスビジネス等をはじめとしたライツ事業全般を統括
2024年~BLUE RIGHTS創業
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000141283.html