『うっせぇわ』『新時代』など、今や日本の音楽シーンを席巻する楽曲を世に送り続ける歌い手のAdo(20)さんが、2024年4月27・28日に東京・国立競技場でワンマンライブを2days、行うことが決定。2020年にリリースした『うっせぇわ』のデビューからわずか3年6か月での、国立における単独公演決定は極めて異例のスピードで、女性ソロアーティストとしては史上初である。
9月6日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのイベント「ゾンビ・デ・ダンス」のテーマソング『唱』をリリースしたAdoさんは、今やYouTubeの総再生回数は20億を超え、海外でも多大な人気を誇るアーティスト。2022年には『第64回日本レコード大賞』にて「優秀作品賞」「特別賞」をW受賞している。
ライブシーンでは、2022年4月にチケット倍率100倍を超えた初ライブ<喜劇>(東京・Zepp DiverCity)を皮切りに、同年8月11日さいたまスーパーアリーナでのセカンドワンマンライブ「カムパネルラ」を開催、2023年にはAdo 全国ツアー2023『マーズ』(横浜アリーナ)を6月からスタートし、今回の発表日9月17日は、横浜アリーナライブを終えた直後のことだった。着実に、そして加速度的にステップを刻み続けた末の国立競技場での初ワンマンライブの知らせに、X(旧Twitter)では
「国立きたー!!」
「4月まで生きていられる!」
「Adoさんのパワーでオリンピック以上に盛り上げて下さい!」
とファンから喜びの声があがっている。
日本で初めて国立競技場が音楽イベントとして使われたのは1985年。吉田拓郎、松任谷由実、佐野元春、チェッカーズなどのアーティストが集結した「ALL TOGETHER NOW by LION」という大規模野外イベントだった。1996年には人気オペラ歌手が終結した「3大テノール日本公演」として、世界10都市ワールドツアーの初公演として開催されていた。
アイドルグループ・SMAPが2005年に初めて単独公演を行ったが、実はこれまでに国立競技場(旧・国立競技場も含む)で単独ライブをしたアーティストは、SMAP、DREAMS COME TRUE、嵐、L’Arc~en~Ciel、ももいろクローバーZ、AKB48、矢沢永吉の7組しか存在しない。
令和を代表する歌い手の名をほしいままにするAdo。女性ソロアーティストとして初のワンマンライブが決定した彼女に、今後も目が離せない。
※ 国立競技場公演のタイトルなど詳細は、後日発表される。