インディーゲームクリエイターのねこさんは、かねてより制作中だったPC向けの知的ことば探しゲーム『ウーマンコミュニケーション』の発売日を10月26日に決定したことを発表。タイトルはWindows／Mac対応で、SteamとDLsiteで取り扱われる。
『ウーマンコミュニケーション』の舞台は、フェラーラ女学園。主人公(プレイヤー)は学園の風紀委員として学生たちを取り締まるが、その対象は「服装」「髪型」といった表面的なものではない。普段の会話で偶然、タマタマ発生してしまう“センシティブワード”を指摘し、学園内にはびこる「無意識的風紀違反」を正していくゲーム。作者の言葉を借りれば、美しい日本語を守る知的なゲームなのである。
《お前の口から出たエロい言葉、俺が全部撃ち抜いてやるよ・・・！！》(PVより)というプレイヤーのやる気マンマンな宣言よろしく、ゲームではノンストップで流れてくる会話のなかからセンシティブワードを見つけ、照準で撃ちぬいていくハイスピード淫語アクションゲームが展開される。なお、撃ち抜く際は淫語の一文字目を狙い撃つ「ヘッドショット」や、2つの意味が重なる部分を一度で撃ち抜く「ダブルショット」、一瞬だけ会話を止める「時間停止」など、会話に合わせて臨機応変な対応とテクニックが求められる。
「カフェラテをカチンコチンに凍らせる」
「お疲れっす。また～」
「だめだめっ！我慢、このガムでまぎらわせるんだから・・・」
これらの会話から素早く、正確に撃ち抜く必要があり、そのワード数は100種類以上にも上る。
なお、シナリオはマルチエンディングで主人公の行動次第で登場人物たちの未来も決まる。「ただの愛すべきバカゲー」にとどまらない物語性にも期待したい。
ちなみに、Steamでは「性的表現」のタグが付いており、DLsiteでは「あなたは18歳以上ですか？」という表示がされるが、作者曰く性的な表現は一切入っていないとのこと。またワードなどの一部にモザイクをかけられる機能もあり、エッチぃのは苦手だという方も、チャンネルBANを恐れる配信者の方も安心して楽しめるよう設計されている。
以下はYouTube動画内での、ねこさんのコメント
《会話の中でセンシティブワードが偶然に出てしまう……なんてことは良くあることです。
たとえば「カフェラテをカチンコチンに凍らせる」という会話の中には、うっかりセンシティブなワードがなんと2つも。
こんな破廉恥を放置していいのでしょうか。もちろん、答えは「ノー」。
本作は、学園の風紀委員として「うっかりセンシティブワード」を指摘して風紀を正し、美しい日本語を守る知的なゲームです。》
現在は10月26日（木）の発売に向けてSteamとDLsiteでウィッシュリスト登録の受付を開始している。日本語を愛する紳士淑女の皆々様方はぜひ、ナニがなんでもプレイすることをお勧めしたい。
製品情報
作者：げーむくりえいたーねこ
タイトル：ウーマンコミュニケーション
ジャンル：知的ことば探しゲーム
対応言語：日本語
対応プラットフォーム：PC（Win/Mac）販売プラットフォーム：Steam/DLsite
発売予定日：2023/10/26 0時予定
予定価格：1430円（税込）
販売URL：Steam、DLSite(Windows/Mac)
