さいたま市・大宮・浦和・岩槻・与野周辺
最初に紹介するエリアは、埼玉県の中心都市であるさいたま市周辺のアニメです。
大宮・浦和・岩槻・与野を含むこの一帯は、駅前の商業地、住宅街、神社、公園、文化施設がまとまっており、都市の便利さと落ち着いた生活感が共存しています。
アニメの舞台として見ると、学校、駅前、通学路、商店街、神社、博物館などを自然に描きやすい地域です。大宮駅周辺のにぎわい、さいたま新都心の現代的な景観、岩槻の人形文化、浦和周辺の文教的な空気が合わさり、青春ものや日常もの、ものづくり作品と相性のよいエリアです。
【周辺おすすめスポット】
・鉄道博物館:鉄道の歴史、仕事、科学、未来などを幅広く学べる大宮の大型ミュージアムです。
・武蔵一宮氷川神社:大宮の地名の由来にも関わる古社で、長い参道と広い境内が魅力です。
・さいたま市岩槻人形博物館:岩槻の人形文化を紹介する博物館で、人形の歴史や技術に触れられます。
その着せ替え人形は恋をする
・放送年月:2022年1月~3月(Season 1)/2025年7月~9月(Season 2)
・話数:全24話(Season 1 全12話/Season 2 全12話)
・作品について: 雛人形の「頭師」を目指す男子高校生・五条新菜と、コスプレが大好きなクラスメイト・喜多川海夢が出会い、衣装制作を通じて距離を縮めていく青春ラブコメです。新菜は幼い頃から雛人形作りに打ち込んできた一方で、同世代の流行や人間関係には不器用な少年。そんな彼が、好きなものをまっすぐ語る海夢に出会うことで、自分の技術や感性を人の夢のために使う喜びを知っていきます。アニメーション制作はCloverWorks。コスプレ衣装の採寸、布選び、ウィッグ、撮影といった工程が丁寧に描かれ、ラブコメとしての明るさと、ものづくり作品としての手触りが両立しています。舞台としては「人形のまち」岩槻の存在感が大きく、さいたま市も本作の聖地として岩槻が選定されたことを発表しています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市岩槻区が中心です。具体例:岩槻駅、岩槻駅東口周辺、岩槻人形博物館(さいたま市岩槻区本町6-1-1)、にぎわい交流館いわつき(さいたま市岩槻区本町6-1-2)、岩槻本町商店街、人形店が並ぶ通り、岩槻区役所周辺など。さいたま市は、岩槻を舞台とした本作に岩槻のカットが使われていること、人形の生産地として有名な岩槻でコラボ企画が実施されたことを案内しています。
浦和の調ちゃん/むさしの!
・放送年月:2015年4月~6月(『浦和の調ちゃん』)/2022年7月~9月(『むさしの!』)
・話数:『浦和の調ちゃん』全12話+未放送1話/『むさしの!』全12話
・作品について: 『浦和の調ちゃん』は、さいたま市の浦和地区を舞台に、女子高生8人の日常を描くご当地ショートアニメです。主人公の高砂調をはじめ、常盤、南、桜、緑、子鹿、彩湖、美園など、旧浦和地域の地名を思わせる名前のキャラクターたちが登場し、浦和らしいローカル感を前面に出した作品になっています。続編にあたる『むさしの!』では、浦和を飛び出して大宮や武蔵野線沿線も含めた広いさいたま市・埼玉エリアへ視野を広げています。大きな事件で引っ張る作品ではなく、地域名・駅名・学校生活をキャラクターに落とし込んだ、地元密着型の企画性が魅力です。埼玉県出身キャストを多く起用した点も話題になりました。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市浦和区を中心に、南区、桜区、緑区、大宮区などへ広がります。具体例:浦和駅、北浦和駅、南浦和駅、武蔵浦和駅、中浦和駅、東浦和駅、埼玉県庁周辺、調神社(さいたま市浦和区岸町3-17-25)、別所沼公園、彩湖周辺、大宮駅周辺など。『浦和の調ちゃん』は「さいたま市の浦和地区を舞台にした女子高生8人の日常」と紹介され、『むさしの!』公式でも「浦和を飛び出して」と説明されています。
フジログ
・放送年月:2011年4月~6月(シーズン1)/2011年10月~12月(シーズン2)
・話数:全26話
・作品について: 『フジログ』は、さいたま市見沼区大和田を舞台にしたショートCGアニメです。主人公は、埼玉県在住のフジヤマオサム、33歳、無職。家族や周囲の人々とのやり取りを、ブログのログのように切り取っていくシュールな日常コメディです。七字重雄が監督・脚本・編集・キャラクターデザインなどを手がけ、ローカルな生活感をそのまま作品化したような作りが特徴。テレ玉を含む各局で放送され、埼玉県庁やさいたま市役所などの協力もあり、“究極のご当地アニメ”を目指す企画として紹介されました。東武野田線の大和田駅周辺に暮らす家族の話であることから、ローカル線沿線の生活感も作品の核になっています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市見沼区大和田町が中心です。具体例:東武アーバンパークライン大和田駅周辺、大和田町の住宅地、見沼区周辺、東武野田線沿線、大宮方面など。大宮アルディージャ公式のコラボ告知でも、「さいたま市見沼区大和田に住むフジヤマ一家の日常を描くアニメ」と説明され、フジヤマ一家が東武野田線の大和田駅付近に住んでいることが触れられています。
弱キャラ友崎くん
・放送年月:2021年1月~3月(第1期)/2024年1月~3月(2nd STAGE)
・話数:全25話(第1期 全12話/2nd STAGE 全13話)
・作品について: 屋久ユウキのライトノベルを原作にした青春ラブコメです。主人公の友崎文也は、対戦ゲームでは日本屈指の実力者でありながら、現実の学校生活では人付き合いが苦手な“弱キャラ”高校生。そんな彼が、学校の人気者で完璧に見える日南葵から、現実の人生もゲームのように攻略できると教えられ、会話、身だしなみ、人間関係、目標設定を一つずつ実践していきます。制作はproject No.9。単なる恋愛ものではなく、自己改善、学校内の立ち位置、友人関係のつくり方をかなり具体的に描くところが特徴です。アニメでは大宮、北与野、東岩槻など、さいたま市内の複数エリアが登場し、さいたま市とのコラボイベントや東武鉄道スタンプラリーも行われました。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市大宮区・中央区・岩槻区などが中心です。具体例:大宮駅、大宮駅東口・西口周辺、武蔵一宮氷川神社(さいたま市大宮区高鼻町1-407)、北与野駅周辺、さいたま新都心周辺、東岩槻駅、岩槻駅、東武アーバンパークライン沿線など。アニメツーリズム協会は、主人公の自宅周辺として北与野、通学路として東岩槻、出かける先として大宮などが描かれていると紹介しています。埼玉県公式観光サイトでも、大宮エリア、武蔵一宮氷川神社、与野エリアが作品ゆかりのスポットとして整理されています。
おおきく振りかぶって
・放送年月:2007年4月~9月(第1期)/2010年4月~6月(夏の大会編)
・話数:全38話+未放送話2話(第1期 全25話+未放送1話/第2期 全13話+未放送1話)
・作品について: ひぐちアサの高校野球漫画を原作にしたスポーツアニメです。中学時代に“ひいきでエースになった”と周囲から疎まれ、自信を失っていた投手・三橋廉が、県立西浦高校の新設野球部に入り、捕手・阿部隆也や1年生部員たちとともに夏の大会へ挑んでいきます。アニメーション制作はA-1 Pictures。心理戦、配球、メンタルトレーニング、選手同士の信頼関係を丁寧に描いたことで、野球アニメの中でも“考える野球”の面白さが際立つ作品です。舞台モデルとしては、作者の母校である浦和西高校が重要です。さいたま市の企画でも、作者が「舞台となる学校の作画の参考にしたのは私が通った浦和西高校」と語っています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市浦和区・中央区・大宮区周辺が中心です。具体例:埼玉県立浦和西高等学校(さいたま市浦和区木崎3-1-1/西浦高校の作画参考)、与野駅周辺、大宮公園野球場(さいたま市大宮区高鼻町4丁目)、市営浦和球場、さいたま市営浦和硬式野球場周辺、浦和・大宮周辺の学校・球場・住宅地など。試合会場として大宮公園野球場などが扱われるため、浦和の学校生活と大宮の野球場の両方が聖地巡礼の軸になります。
理系が恋に落ちたので証明してみた。
・放送年月:2020年1月~3月(第1期)/2022年4月~6月(第2期)
・話数:全24話(第1期 全12話/第2期 全12話)
・作品について: 山本アリフレッドの漫画を原作にした、理系大学院生たちのラブコメディです。彩玉大学の研究室に所属する氷室菖蒲が、同じ研究室の雪村心夜に告白したことから、二人は「好き」とは何かを論理的に証明しようとします。心拍数、ムード値、唾液成分、デート実験など、恋愛感情を数値化しようとする発想がギャグの中心です。アニメーション制作はゼロジー。理系ネタを誇張しながらも、恋愛経験の少ない人間が不器用に距離を縮める物語として見やすく作られています。作中の「彩玉大学」は架空名ですが、実写版の文脈では原作の舞台・撮影場所として埼玉大学が紹介されており、さいたま市桜区の大学キャンパスをイメージしやすい作品です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市桜区・埼玉大学周辺がモデルとして扱いやすいです。具体例:埼玉大学(さいたま市桜区下大久保255)、埼玉大学むつめ祭、大学構内、研究棟、学生食堂、講義棟、周辺の住宅地・バス通りなど。作中では「彩玉大学」という架空名ですが、舞台・実写版の企画では埼玉大学が原作の舞台であり撮影場所にもなったと紹介されているため、記事では「埼玉大学を思わせる大学キャンパス」として整理すると自然です。
まえせつ!
・放送年月:2020年10月~12月
・話数:全12話
・作品について: お笑い芸人を目指す少女たちの日常と挑戦を描くオリジナルアニメです。北風ふぶきと凩まふゆのコンビ「とこなつ」を中心に、同じく芸人を目指す仲間たちが、アルバイトをしながらネタ合わせを重ね、いつか大きな舞台に立つことを目指します。企画には『らき☆すた』の美水かがみが参加し、キャラクター原案も担当。制作はStudio五組とAXsiZです。お笑いを題材にしながらも、芸人として売れる厳しさより、夢を追う若者たちの生活と友情を明るく描く作風です。登場人物の設定には大宮在住、大宮の高校出身といった要素が多く、さいたま市大宮区と川越市が作品の生活圏として描かれます。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市大宮区・中央区、川越市周辺が中心です。さいたま市側では大宮駅周辺、大宮ラクーンよしもと劇場(さいたま市大宮区宮町1-60)、伯爵邸(さいたま市大宮区宮町1-46)、大宮公園周辺、大宮の商店街・飲食店街などが扱いやすいスポットです。キャラクター設定では、大宮在住、大宮の咲花与野高校出身という記述が複数あり、川越の鰻屋でアルバイトしながら漫才に励む設定もあります。
灼眼のシャナ
・放送年月:2005年10月~2006年3月(第1期)/2007年10月~2008年3月(第2期)/2011年10月~2012年3月(第3期)
・話数:TVシリーズ全72話(各期 全24話)
・作品について: 高橋弥七郎のライトノベルを原作にした異能バトルファンタジーです。平凡な高校生・坂井悠二は、ある日、異世界の住人「紅世の徒」によって自分がすでに“存在を喰われた後の残り火”であることを知ります。そこへ現れた炎髪灼眼の少女・シャナと出会い、悠二は紅世の徒とフレイムヘイズの戦いに巻き込まれていきます。アニメ制作はJ.C.STAFF。2000年代のライトノベル原作アニメを代表する作品の一つで、釘宮理恵演じるシャナのキャラクター性、川田まみ・KOTOKOらによる主題歌、日常と非日常が交差する世界観で人気を集めました。作中の御崎市は架空都市ですが、アニメ版では大宮・さいたま新都心周辺をモデルにしたカットが多く確認されています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市大宮区・中央区周辺がアニメ版の主な背景モデルとして扱われます。具体例:大宮駅西口、大宮駅東口、そごう大宮店周辺、大栄橋(さいたま市大宮区宮町1丁目付近)、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区新都心8)、さいたま新都心駅周辺など。聖地巡礼データベースでは、御崎アトリウム・アーチのモデルとしてさいたまスーパーアリーナ、駅前カットとして大宮駅、御崎市モデルとしてさいたま市大宮区が登録されています。
よふかしのうた
・放送年月:2022年7月~9月(Season 1)/2025年7月~9月(Season 2)
・話数:全25話(Season 1 全13話/Season 2 全12話)
・作品について: コトヤマの漫画を原作にした、夜の街を舞台にした吸血鬼ラブストーリーです。眠れない中学生・夜守コウは、ある夜、誰にも言わずに外へ出たことで、自由気ままな吸血鬼・七草ナズナと出会います。吸血鬼になりたいと願うコウは、「吸血鬼になるには吸血鬼に恋をする必要がある」と知り、夜の散歩と会話を重ねながら、自分にとっての恋や居場所を探していきます。アニメ制作はLIDENFILMS。OP・EDをCreepy Nutsが担当し、ネオンの色彩と夜の空気を強く印象づけました。作品全体は夜の都市を抽象化して描いていますが、Season 1では武蔵浦和・西浦和周辺の住宅地、公園、駅前が舞台モデルとしてかなり多く登場し、さいたま市南区・桜区周辺の“普通の夜道”が物語の魅力になっています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市南区・桜区周辺、特に武蔵浦和・西浦和周辺が中心です。具体例:武蔵浦和駅西口広場、武蔵浦和駅東口周辺、沼影自治会館、まほら公園、四谷公園、かんのん児童遊園、浦和大里小学校周辺、西浦和駅周辺、田島団地周辺、田島団地前歩道橋、さいたま市南区役所周辺など。聖地巡礼記事では、作品の舞台は主に武蔵浦和・西浦和周辺とされ、第1話から複数の実在カットが確認されています。
裏世界ピクニック
・放送年月:2021年1月~3月
・話数:全12話
・作品について: 宮澤伊織の小説を原作にした、ネット怪談×SFホラーのアニメです。大学生の紙越空魚は、現実と隣り合わせに存在する危険な異空間「裏世界」に迷い込み、そこで仁科鳥子と出会います。二人は「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」など、都市伝説やネットロアを思わせる怪異と遭遇しながら、探索、研究、行方不明者探しを続けていきます。アニメーション制作はLIDENFILMSとFelixFilm。主舞台は裏世界そのもので、現実側の拠点は東京方面も多い作品ですが、第1話を含め大宮の実在カットが登場するため、さいたま市大宮区を関連舞台として紹介できます。実在の街と異界への入口が近接している感覚が、本作の不気味さを支えています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市大宮区の一部が関連スポットとして扱われます。具体例:大宮駅周辺、大宮一番街、大宮駅東口周辺の飲食店街・路地など。舞台探訪記事では、第1話「くねくねハンティング」の大宮カットとして大宮一番街が紹介されており、ほかにも御茶ノ水・神保町・池袋などと合わせて現実世界側の背景として整理されています。主舞台はあくまで裏世界と東京方面を含む複数地域ですが、埼玉県記事では「大宮が現実側の印象的な登場地として出てくる作品」として扱うのが自然です。
ほしのこえ
・公開年月:2002年2月
・話数:短編映画1作(約25分)
・作品について: 新海誠監督による短編アニメーション映画です。中学生の長峰美加子と寺尾昇は、同じ学校に通う仲の良い二人でしたが、美加子が国連宇宙軍の選抜メンバーとして宇宙へ旅立ったことで、地球と宇宙に離れ離れになります。二人は携帯メールで連絡を取り合いますが、宇宙船が地球から遠ざかるほど、メールが届くまでの時間は数か月、数年へと伸びていきます。新海誠がほぼ個人で制作した作品として知られ、文化庁メディア芸術祭でも特別賞を受けました。作品内の街は具体名を強く出すタイプではありませんが、さいたま市大宮区や新座市の風景が背景モデルとして語られており、新海作品の初期舞台探訪の対象として長く扱われています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市大宮区・新座市周辺が関連地として扱われます。具体例:大宮駅前、新座市の通称「ほしのこえ階段」、住宅地の坂道、バス停に「さいたま」と記されたカットなど。埼玉県を舞台とした作品一覧では、『ほしのこえ』について、さいたま市大宮区の大宮駅前・新座市、主人公が訪れるバス停に「さいたま」と記載がある作品として整理されています。聖地巡礼記事でも、新座市の「ほしのこえ階段」が代表的スポットとして紹介されています。
川越市
次に取り上げるのは、「小江戸」として知られる川越市を舞台としたアニメです。蔵造りの町並み、時の鐘、菓子屋横丁、川越氷川神社など、歴史ある景観が市街地にまとまっており、都心から行きやすい観光地としても人気があります。
一方で、川越は観光地としてだけでなく、学校帰りに歩く商店街や、神社に立ち寄る日常も描きやすい街です。古い町並みと現代の駅前、市民の生活圏が近くにあるため、青春もの、和風ファンタジー、部活動ものなど、さまざまな作品の舞台として使いやすい奥行きがあります。
【周辺おすすめスポット】
・蔵造りの町並み:江戸の面影を残す川越観光の中心エリアで、歴史ある商家が並びます。
・時の鐘:川越を代表するランドマークで、蔵造りの町並みとあわせて巡りやすい場所です。
・川越氷川神社:縁結びの神社として知られ、季節行事や風鈴の景観でも人気があります。
月がきれい
・放送年月:2017年4月~6月
・話数:全12話
・作品について: 埼玉県川越市を舞台に、中学3年生の安曇小太郎と水野茜が、初めての恋に戸惑いながら少しずつ距離を縮めていく青春恋愛アニメです。小太郎は小説家を志す文芸部員、茜は短距離走に打ち込む陸上部員。LINEでのやり取り、学校での視線、初デートの緊張、進路による不安など、派手な出来事よりも中学生らしい感情の揺れを丁寧に描いています。制作はfeel.、監督は岸誠二。川越の蔵造りの町並み、川越氷川神社、川越まつりなどが物語に自然に溶け込み、街の日常と初恋の記憶が重なる作品として高い評価を得ました。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県川越市。中心は本川越駅周辺、蔵造りの町並み、川越氷川神社、新河岸川沿いです。具体例:本川越駅(川越市新富町1丁目22)、川越駅(川越市脇田町)、西武本川越ぺぺ、川越市立初雁中学校(川越市郭町2-6-2)、川越氷川神社(川越市宮下町2-11-3)、時の鐘(川越市幸町15-7)、菓子屋横丁(川越市元町2丁目周辺)、川越熊野神社(川越市連雀町17-1)、蔵造りの町並み、新河岸川沿いの氷川橋・道灌橋周辺など。川越氷川神社は初詣やデートの場面、菓子屋横丁や蔵造りの町並みは小太郎と茜の距離が近づく場面で印象的に描かれます。
神様はじめました
・放送年月:2012年10月~12月(第1期)/2015年1月~3月(第2期『神様はじめました◎』)
・話数:TVシリーズ全25話(第1期 全13話/第2期 全12話)
・作品について: 父親が借金を残して失踪し、住む家を失った女子高生・桃園奈々生が、謎の男ミカゲから神社を譲られ、土地神として暮らすことになる和風ファンタジーラブコメです。奈々生は神使の巴衛や瑞希、さまざまな妖怪・神々と関わりながら、神様としての務めと自分の気持ちに向き合っていきます。原作は鈴木ジュリエッタの漫画で、アニメーション制作はトムス・エンタテインメント。少女漫画らしい恋愛要素に、神社・あやかし・神事の要素が重なり、コミカルでありながら切ない場面も多い作品です。川越市内の歴史ある街並みや神社風景が、ミカゲ社やあやかしの世界の雰囲気を支えています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県川越市。中心は川越城富士見櫓跡、川越高校、菓子屋横丁、蔵造りの町並み周辺です。具体例:川越城富士見櫓跡(川越市郭町2丁目/ミカゲ社のモデルとされる場所)、埼玉県立川越高校(川越市郭町2丁目6-1周辺/宇治上高校のモデルとされる場所)、菓子屋横丁、時の鐘、蔵造りの町並み、一番街通り、川越氷川神社周辺など。川越城富士見櫓跡は、川越城の遺構として残る高台で、作中の神社イメージと重なる代表的なスポットです。
川越ボーイズ・シング
・放送年月:2023年10月~2024年1月
・話数:全12話
・作品について: 川越学園に通う高校生たちが、男声合唱の「ボーイズ・クワイア部」に入り、全国ボーイズ・クワイア・コンクール優勝を目指すオリジナルアニメです。主人公の出井天使は、かつて聖歌隊に所属していたものの、人前で歌うことに苦手意識を抱え、自宅の防音室にこもってひっそり歌っていました。そこへ元オーケストラ指揮者の響春男が現れ、天使たちを強引にクワイア部へ巻き込んでいきます。制作はevg、アニメーション制作協力はテレコム・アニメーションフィルム。合唱を題材にしつつ、個性の強い生徒たちと型破りな指導者の掛け合いが目立つ、熱量の高い青春コメディです。最終第12話は2024年1月に放送・配信されました。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県川越市。中心は川越高校、蓮馨寺、蔵造りの町並み、時の鐘周辺です。具体例:埼玉県立川越高校(川越市郭町2丁目6-1周辺/川越学園のモデル)、蓮馨寺(川越市連雀町7-1)、時の鐘(川越市幸町15-7)、蔵造りの町並み、一番街通り、川越氷川神社周辺など。第1話冒頭から蔵の街や時の鐘を思わせる川越らしい風景が描かれ、川越学園の校門や市街地の歴史的景観が作品の舞台感を強めています。
恋する小惑星
・放送年月:2020年1月~3月
・話数:全12話
・作品について: Quroの4コマ漫画を原作に、動画工房がアニメ化した地学部青春アニメです。幼い頃に出会った少年と「小惑星を見つける」と約束した木ノ幡みらは、高校で天文部に入ろうとしますが、学校では天文部と地質研究会が統合され「地学部」になっていました。そこで真中あお、猪瀬舞、桜井美景、森野真理らと出会い、天文・地質・地図・鉱物など、地球と宇宙をめぐる活動に取り組んでいきます。川越は主人公たちの通学・日常のモデルとして多く描かれますが、観測や合宿のため他地域へ出かける回もあります。理科の楽しさと女子高生の日常をやわらかく結びつけた作品です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県川越市が日常パートの中心的なモデルです。具体例:埼玉県立川越女子高等学校(川越市中原町1丁目18-3/星咲高校のモデルとされる場所)、本川越駅、川越市駅、八幡橋、時の鐘、かねつき通り、川越元町郵便局、菓子屋横丁、川越ベーカリー楽楽(川越市元町2丁目10-13)、Chouette(川越市中原町2丁目周辺)、伊佐沼公園(川越市伊佐沼584)など。学校帰りの街歩き、地学部の活動、観望会などで川越市内の実景が使われています。
僕らの雨いろプロトコル
・放送年月:2023年10月~12月
・話数:全12話
・作品について: eスポーツを題材にしたオリジナル青春群像劇です。高校2年生の時野谷瞬は、父の死と妹の怪我をきっかけに、かつて夢中になっていたゲームから離れ、母と妹を支えながらeスポーツカフェ「FOX ONE」で働いていました。ところが店に多額の借金があることが判明し、瞬は仲間たちとオンラインゲーム大会「ザクセリオン・チャンピオンシップ」に挑むことになります。ゲーム上のバトルだけでなく、家族、仲間、過去の挫折、現実の生活が絡む構成が特徴です。公式サイトでは2023年10月7日から放送・配信開始とされ、ストーリー紹介でも瞬がFOX ONEで働きながら大会優勝を目指す流れが示されています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県川越市の風景が劇中に描かれています。具体例:時の鐘、川越氷川神社、蔵造りの町並み、本川越駅周辺、川越市街の商店街、学校周辺の通学路など。作品全体はeスポーツカフェとオンラインゲーム大会を軸に進みますが、現実側の街並みとして川越らしい風景が差し込まれ、ゲームの熱量と生活圏のリアルが対比されます。
宮河家の空腹
・配信年月:2013年4月~7月
・話数:全10話
・作品について: 『らき☆すた』のスピンオフとして制作された、宮河ひかげ・宮河ひなた姉妹の日常コメディです。妹のひかげはしっかり者ですが、姉のひなたはオタク趣味にお金を使ってしまうため、宮河家の食生活はいつもぎりぎり。お金はないけれど、姉妹のやり取りには温かさがあり、貧乏ネタとほのぼのした家族愛が軽いテンポで描かれます。Ustreamで配信されたWebアニメで、2013年4月29日から7月1日まで展開され、全10話構成です。短い作品ながら、『らき☆すた』本編のキャラクターが顔を出す遊びもあり、ファン向けの小品として楽しめます。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県川越市の本川越駅・川越市駅周辺が主なモデルです。具体例:川越市駅前、本川越ぺぺ(川越市新富町1丁目22)、新富町商店街、フランス菓子工房 RICHE、石原橋、赤間川公園(川越市末広町3丁目4-21)、本川越駅周辺、川越市駅前の通りなど。アニメ版の舞台は川越市本川越駅周辺がモデルとされ、聖地巡礼DBでも川越市駅前、本川越ぺぺ、新富町商店街などの地点が整理されています。
猫神やおよろず
・放送年月:2011年7月~9月
・話数:全12話+OVA1話
・作品について: FLIPFLOPsの漫画を原作にした、ご町内神さまコメディです。高天原を追放された猫神の少女・繭は、古美術店「八百万堂」に居候することになり、店主の柚子や天界の仲間たち、貧乏神、稲荷神など、さまざまな神様たちと騒がしい日々を送ります。神様や妖怪が登場する作品ですが、物語のテンションは明るく、町内の小さな事件やゆるい掛け合いが中心です。アニメーション制作はAIC PLUS+で、2011年夏に全12話が放送されました。日常コメディの中に、古い町並みや商店街の雰囲気が重なり、川越らしい“ご町内感”とも相性のよい作品です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県川越市。具体例:時の鐘周辺、菓子屋横丁通り、一番街通り、蔵造りの町並み、養寿院周辺、川越熊野神社周辺など。作中では川越の小江戸らしい町並みを思わせるカットが多く、時の鐘や菓子屋横丁周辺は舞台探訪でも代表的な場所として扱われています。
秩父市・横瀬町・長瀞町
続いて紹介するのは、秩父市・横瀬町・長瀞町のエリアです。山に囲まれた盆地の街並み、武甲山を望む風景、歴史ある寺社、荒川沿いの自然があり、埼玉県内でも特に旅情を感じやすい地域です。
アニメの舞台としては、登場人物の記憶や感情を、山並みや川、橋、駅、神社と結びつけて描きやすい場所です。秩父の市街地、横瀬の静かな山里、長瀞の渓谷美はそれぞれ印象が異なり、青春群像、家族の物語、自然の中での成長を描く作品によく合います。
【周辺おすすめスポット】
・秩父神社:秩父市中心部に鎮座する古社で、秩父散策の起点にしやすいスポットです。
・羊山公園 芝桜の丘:武甲山を背景に、春には色鮮やかな芝桜が広がる名所です。
・長瀞岩畳:荒川沿いに広がる岩畳の景観が特徴で、ラインくだりとあわせて楽しめます。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
・放送年月:2011年4月~6月
・話数:全11話
・作品について: 幼い頃に仲良しだった6人組「超平和バスターズ」は、ある事故をきっかけに離れ離れになっていました。高校生になった宿海仁太の前に、亡くなったはずの本間芽衣子、通称めんまが現れ、「お願いを叶えてほしい」と告げるところから物語が動き出します。制作はA-1 Pictures、脚本は岡田麿里。喪失感、後悔、言えなかった思いを、秩父の街並みと夏の空気に重ねて描いた青春群像劇です。TVシリーズは全11話で、のちに劇場版も公開されました。秩父市では現在も「あの花」関連の催しが継続的に行われており、アニメ聖地としての秩父を全国に広めた代表作です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県秩父市。中心は西武秩父駅・秩父駅周辺、旧秩父橋、定林寺、羊山公園周辺です。具体例:西武秩父駅、秩父駅、旧秩父橋、定林寺(秩父市桜木町21-3)、秩父神社(秩父市番場町1-3)、羊山公園・見晴らしの丘、秩父第一病院、椋神社周辺など。旧秩父橋は作中でも特に印象的な場所で、めんまやじんたんたちの記憶と結びつく象徴的なスポットです。秩父第一病院もオープニングの背景として紹介されています。
心が叫びたがってるんだ。
・公開年月:2015年9月
・話数:映画1作
・作品について: 幼い頃、自分の言葉が原因で家族が壊れてしまったと思い込んだ少女・成瀬順は、言葉を発すると腹痛に襲われるようになり、人と話すことを避けて生きてきました。高校2年生になった順は、地域交流会の実行委員に選ばれ、坂上拓実、仁藤菜月、田崎大樹とともにミュージカルを作ることになります。『あの花』の長井龍雪、岡田麿里、田中将賀らが再集結した劇場アニメで、制作はA-1 Pictures。言葉で傷ついた少女が、歌と言葉で再び自分を開いていく物語です。秩父・横瀬の山並みや学校、駅、寺の風景が、登場人物の閉じ込められた感情と強く響き合っています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県秩父市・横瀬町。特に横瀬町の風景が多く描かれます。具体例:横瀬駅、札所十番 大慈寺(秩父郡横瀬町横瀬5151)、横瀬中学校を思わせる学校風景、西武秩父駅周辺、秩父市街、羊山公園周辺など。横瀬町公式ページでも、横瀬駅のホーム、札所十番の石段、横瀬中学校の教室から見える景色など、町内の見慣れた風景が作中に多く登場すると紹介されています。
空の青さを知る人よ
・公開年月:2019年10月
・話数:映画1作
・作品について: 高校2年生の相生あおいは、ベースを弾くことに夢中な少女です。姉のあかねは、かつて上京を夢見ていたものの、両親の死をきっかけに地元に残り、あおいを育ててきました。そんなある日、あかねの昔の恋人である金室慎之介が、町の音楽祭に参加するため秩父へ戻ってきます。同時に、あおいの前には高校生時代の姿のままの“しんの”が現れ、過去と現在の思いが交差していきます。『あの花』『ここさけ』に続く秩父三部作のひとつで、制作はCloverWorks。音楽、姉妹の時間、地元に残ることと出ていくことの迷いを、秩父の空と山並みに重ねて描いた青春映画です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県秩父市。中心は秩父市街、西武秩父駅周辺、秩父ミューズパーク、羊山公園方面です。具体例:西武秩父駅、秩父駅、秩父神社周辺、秩父ミューズパーク、秩父公園橋、秩父市街の商店街、武甲山を望む風景など。作中では、秩父の盆地らしい山に囲まれた景観が、あおいとあかねの心情を映す背景として使われています。アニメツーリズム協会でも、秩父を舞台にした青春群像劇として紹介されています。
私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ
・公開年月:2022年10月
・話数:映画1作
・作品について: TVアニメ『私に天使が舞い降りた!』の劇場版です。花、ひなた、乃愛、小依、夏音たちは、みやこの家でお菓子パーティーをしている最中、花が大切にしている髪飾りの話を聞きます。その髪飾りは、花が幼い頃に祖母からもらった大切な宝物でした。やがて一同は「修学旅行の練習」として、花のおばあちゃんの家へ遊びに行くことになります。制作は動画工房。TVシリーズの室内中心の雰囲気から一歩外へ出て、長瀞の自然や観光地を背景に、いつものメンバーの“はじめてのおでかけ”を描いた柔らかな劇場作品です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県秩父郡長瀞町。中心は長瀞駅、宝登山参道、長瀞岩畳、荒川沿いです。具体例:長瀞町観光案内所(秩父郡長瀞町長瀞529-1)、長瀞駅、長瀞岩畳、荒川ライン下り、宝登山ロープウェイ(長瀞町長瀞1766-1)、寶登山神社、一本屋(長瀞町長瀞459)、寶TERAS(長瀞町長瀞544-1)、きそばむらた(長瀞町長瀞489-1)など。長瀞町観光協会は、劇場版に登場するスポットをまとめた舞台めぐりマップやコラボ企画を実施しています。
飯能市・所沢市・西武線沿線
4つ目は、飯能市・所沢市・西武線沿線のエリアです。飯能は駅から近い場所に川や山があり、天覧山や飯能河原など、日常の延長で自然を楽しめる街です。所沢は住宅地や商業地に加え、航空公園や大型文化施設もある地域です。
西武線沿線として見ると、駅ごとに街の表情が変わるのが魅力です。山へ向かう電車、郊外の住宅地、広い公園、湖や丘陵地が連続しており、アウトドア、鉄道、日常、少し不思議な旅の物語まで幅広く受け止められる舞台性があります。
【周辺おすすめスポット】
・ムーミンバレーパーク:飯能市宮沢湖のほとりにある、ムーミンの物語世界を体験できるテーマパークです。
・ところざわサクラタウン:角川武蔵野ミュージアムなどを含む、所沢の大型文化複合施設です。
・所沢航空記念公園:航空公園駅近くにある広い公園で、航空発祥の地らしい歴史を感じられます。
ヤマノススメ
・放送年月:第1期 2013年1月~3月/第2期 2014年7月~12月/第3期 2018年7月~9月/第4期『ヤマノススメ Next Summit』2022年10月~12月
・話数:第1期 全12話/第2期 全24話+未放送2話/第3期 全13話/第4期 全12話
・作品について: インドア趣味で高所恐怖症の少女・雪村あおいと、山が大好きな幼なじみ・倉上ひなたが、幼い頃に一緒に見た山頂の朝日をもう一度見るため、登山に挑戦していくアウトドア青春アニメです。原作はしろの漫画で、アニメーション制作は第4期までエイトビット。飯能市での日常から始まり、天覧山のような身近な山、三つ峠、富士山、谷川岳などへ少しずつステップアップしていく構成が魅力です。登山道具や体力づくり、山での不安や達成感も丁寧に描かれ、ゆるい日常と本格的な山の手触りが両立しています。飯能市は本作の舞台としてアニメツーリズムに積極的に取り組んでいます。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県飯能市が中心です。具体例:飯能駅、東飯能駅、飯能銀座商店街、飯能河原、割岩橋、観音寺、天覧山、多峯主山、吾妻峡・ドレミファ橋、さわらびの湯、名栗湖、有間ダム、聖望学園中学校・高等学校周辺など。飯能観光協会では『ヤマノススメ Next Summit』の舞台探訪マップを配布しており、飯能駅構内の「ぷらっと飯能」や観光協会などで入手できると案内されています。
終末トレインどこへいく?
・放送年月:2024年4月~6月
・話数:全12話
・作品について: 水島努監督によるオリジナルTVアニメです。7G回線の開通をきっかけに世界が大きく変質し、郊外の町・吾野では住民たちが動物の姿になってしまいます。高校生の千倉静留は、行方不明になった友人・中富葉香を探すため、星撫子、久賀玲実、東雲晶とともに、放置されていた西武線の電車に乗り、池袋を目指して旅立ちます。終末世界を舞台にしながら、会話のテンポや駅ごとに変化する奇妙な状況が楽しいロードムービー型の作品です。西武池袋線の駅名や車両が物語の骨格になっており、鉄道ファンにも印象の強い一本です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県飯能市吾野から、西武池袋線沿線が物語の出発点になります。具体例:吾野駅(飯能市坂石町分付近)、東吾野駅、武蔵横手駅、入間市駅、稲荷山公園駅、秋津駅方面、西武池袋線の黄色い2000系車両など。西武鉄道は本作について、池袋線が舞台となったTVアニメとしてスタンプラリーや車両撮影イベントを実施し、劇中に登場する2000系2463編成を活用した企画も行いました。休暇村奥武蔵も、吾野駅から物語が始まる作品としてコラボ企画を展開しています。
となりのトトロ
・公開年月:1988年4月
・話数:映画1作(約86分)
・作品について: 宮崎駿監督・スタジオジブリ制作の長編アニメ映画です。昭和30年代の日本を思わせる田舎へ引っ越してきたサツキとメイの姉妹が、森に住む不思議な生きもの・トトロと出会う物語です。母の入院、父との暮らし、新しい家への不安、姉妹のけんかと仲直りを、自然の中の小さな驚きとともに描いています。公式情報では1988年4月16日公開、上映時間は約86分とされています。舞台は明確な実在地名を持つわけではありませんが、埼玉県所沢市を含む狭山丘陵がモデルの一つとされ、現在も「トトロの森」として里山の保全活動が続いています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県所沢市・狭山丘陵周辺がモデルの一つとされています。具体例:トトロの森1号地をはじめとする狭山丘陵の保全地、クロスケの家、所沢市松郷周辺、八国山緑地、狭山湖周辺、所沢市・入間市・東京都東村山市にまたがる里山エリアなど。トトロのふるさと基金は、狭山丘陵を映画『となりのトトロ』の舞台モデルの一つといわれる場所として紹介し、1990年から森を買い取り「トトロの森」として守っていると説明しています。
女子高生の無駄づかい
・放送年月:2019年7月~9月
・話数:全12話
・作品について: ビーノの漫画を原作にした、女子高生たちの脱力系日常コメディです。さいのたま女子高校に通う田中、通称バカ、菊池、通称ヲタ、鷺宮、通称ロボを中心に、個性の強いクラスメイトたちが、女子高生らしいようでまったくそうでもない毎日を過ごします。制作はパッショーネ。会話のテンポ、あだ名で一発で分かるキャラクター性、くだらないことに全力を出すギャグが魅力です。舞台は東京都東村山市として扱われることも多い作品ですが、所沢市も「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選定されており、西武線沿線の日常圏として紹介しやすい作品です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県所沢市および東京都東村山市周辺。所沢側の具体例:ところざわサクラタウン、所沢駅周辺、新所沢レッツシネパーク、新所沢駅周辺など。東村山側では八坂駅、久米川中央通り商店会、八坂商店会、東村山中央公園などがスタンプラリー対象として紹介されています。ところざわサクラタウンのイベントページでは、東村山市内とところざわサクラタウンを巡る聖地巡礼スタンプラリーが実施されたと案内されています。
正解するカド
・放送年月:2017年4月~6月
・話数:全12話+総集編1話
・作品について: 東映アニメーション制作のオリジナルSFです。外務省の交渉官・真道幸路朗が乗る旅客機が、羽田空港に突如出現した巨大立方体「カド」に取り込まれ、異方存在ヤハクィザシュニナとの交渉が始まります。物語の前半は羽田空港を中心に進みますが、後半ではカドが狭山湖へ移動し、所沢市周辺の風景が重要な舞台になります。未知の技術、国家と世界の反応、人類の変化を交渉劇として描く硬めのSFで、フルCGを活用した映像表現も特徴です。所沢市が作品全体の最初からの主舞台ではありませんが、後半の大きな転換点として狭山湖が使われるため、西武線沿線・所沢エリアの関連作として紹介できます。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県所沢市・狭山湖周辺。具体例:狭山湖、山口貯水池、狭山丘陵周辺、湖畔の堤体・取水塔付近を思わせる風景など。公式サイトの第7話あらすじでは、真道がカドの移転計画に尽力し、カドが無事に狭山湖へ移動したことが明記されています。第6話以降、羽田空港から狭山湖へと舞台が移ることで、都市型SFの物語に埼玉西部の湖と丘陵地が異物感を伴って入り込む構成になっています。
のんのんびより
・放送年月:2013年10月~12月(第1期)/2015年7月~9月(第2期『のんのんびより りぴーと』)/2021年1月~3月(第3期『のんのんびより のんすとっぷ』)
・話数:TVシリーズ全36話+OAD各期1話
・作品について: あっとの漫画を原作に、SILVER LINK.がアニメ化した田舎日常アニメです。全校生徒が数人しかいない旭丘分校を舞台に、宮内れんげ、一条蛍、越谷夏海、越谷小鞠たちが、田んぼ道を歩いたり、駄菓子屋に寄ったり、川で遊んだりしながら、四季の中でゆっくり成長していきます。大きな事件で物語を動かすのではなく、虫の声、夕焼け、雪の日、学校帰りの寄り道といった小さな時間を丁寧に描くのが魅力です。アニメ版は特定の一地域だけを舞台モデルに固定していないとされていますが、埼玉県小川町の旧小川小学校下里分校は、旭丘分校のモデルとして一般に認知されている場所の一つです。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県比企郡小川町の旧小川小学校下里分校が代表的な関連スポットです。具体例:旧小川小学校下里分校(埼玉県比企郡小川町下里824付近)、下里地区の里山風景、周辺の田畑や山あいの道など。管理団体のNPO法人霜里学校は、旧下里分校を「モデルとして一般に認知されているアニメ」として『のんのんびより』を挙げています。ただし、校舎は一般開放されていないため、見学時は校庭側から雰囲気を楽しむ形になります。
久喜市・幸手市・春日部市周辺
次は、久喜市・幸手市・春日部市周辺です。埼玉県東部に位置するこのエリアは、住宅地としての親しみやすさと、神社、桜の名所、大型インフラ施設などの個性的なスポットが共存しています。
久喜市鷲宮には歴史ある鷲宮神社があり、幸手市には権現堂桜堤、春日部市には首都圏外郭放水路があります。いずれも日常の街並みの中に強い印象を残す場所で、アニメの舞台としては、郊外の暮らし、家族の日常、地域に根づいた空気を描きやすいエリアです。
【周辺おすすめスポット】
・鷲宮神社:久喜市鷲宮にある歴史ある神社で、地域の象徴的なスポットです。
・県営権現堂公園:権現堂桜堤を中心に、四季の花を楽しめる幸手市の名所です。
・首都圏外郭放水路:春日部市にある治水施設で、地下調圧水槽の見学が人気です。
らき☆すた
・放送年月:2007年4月~9月
・話数:全24話
・作品について: 美水かがみの4コマ漫画を京都アニメーションがアニメ化した日常系コメディです。小柄でオタク気質の泉こなた、しっかり者の柊かがみ、おっとりした柊つかさ、博識なお嬢様・高良みゆきたちが、学校生活や家での会話、アニメ・ゲーム・食べ物・テスト・季節行事など、身近な話題をゆるく語り合います。大きな事件で引っ張る作品ではなく、「あるある」の会話テンポとキャラクター同士の距離感で楽しませる作りが特徴です。OP「もってけ!セーラーふく」も大きな話題となり、2000年代の日常系アニメを代表する一本になりました。埼玉県内では、久喜市鷲宮、幸手市、春日部市周辺が舞台モデルとして知られ、特に鷲宮神社はアニメ聖地巡礼ブームの先駆けとして語られています。久喜市公式でも「らき☆すた」の聖地として久喜市が紹介されています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県久喜市鷲宮、幸手市、春日部市周辺が中心です。具体例:鷲宮神社(久喜市鷲宮1丁目6-1/作中の鷹宮神社のモデル)、鷲宮駅周辺、鷲宮神社参道、旧鷲宮町役場周辺、幸手駅、幸手権現堂桜堤、春日部駅、春日部共栄中学高等学校周辺など。聖地巡礼マップでは、鷲宮神社、久喜市役所旧鷲宮町エリア、鷲宮神社参道、春日部共栄高校、幸手市権現堂堤、大酉茶屋、春日部駅などがスポットとして整理されています。
クレヨンしんちゃん
・放送年月:1992年4月~放送中
・話数:長期放送中
・作品について: 臼井儀人の漫画を原作とする国民的ファミリーコメディです。埼玉県春日部市に暮らす幼稚園児・野原しんのすけを中心に、父ひろし、母みさえ、妹ひまわり、愛犬シロ、幼稚園の友人たちが、日常の中で騒動を起こしていきます。子どもの自由すぎる言動、大人の本音、家族の掛け合いを笑いに変える一方、劇場版では家族愛や友情を軸にした大きな冒険も描かれてきました。TVアニメは1992年から続く長寿シリーズで、春日部市は作品の舞台として広く知られています。市も『クレヨンしんちゃん』を「子育て応援キャラクター」「まちの案内人」として活用しており、モニュメントや観光マップ、ラッピングバスなど、地域との結びつきが非常に強い作品です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県春日部市が中心です。具体例:春日部駅、春日部駅東口・西口周辺、春日部市役所、春日部市郷土資料館、イトーヨーカドー春日部店周辺、ふじ通り、道の駅「庄和」、春日部市大凧文化交流センター「ハルカイト」、牛島の藤、首都圏外郭放水路周辺など。春日部市公式サイトでは「春日部クレヨンしんちゃんおでかけMAP」「クレヨンしんちゃん観光ガイド」などが案内されており、市内各所で作品と街を結びつける取り組みが行われています。
越谷市・草加市・県東部
続いては、越谷市・草加市を中心とした県東部です。越谷は住宅地や駅前商業地に加え、越谷レイクタウンのような現代的な景観を持つ街です。草加は旧街道や松並木、草加せんべいなどで知られ、歴史と生活感が近い距離にあります。
このエリアは、派手な観光地というより、登場人物が実際に暮らしていそうな街として魅力があります。駅前、通学路、公園、川沿い、商店街、大型商業施設がそろっており、日常コメディや部活動もの、学校生活を描く作品と相性がよい地域です。
【周辺おすすめスポット】
・イオンレイクタウン:kaze・mori・OUTLETで構成される、国内最大級のショッピングモールです。
・おくのほそ道の風景地 草加松原:松並木と遊歩道が続く、草加市を代表する散策スポットです。
・アルネットホームスマイルパークしらこばと:越谷市小曽川にある県営公園で、夏季プールや広い園内施設で知られます。
小林さんちのメイドラゴン
・放送年月:2017年1月~4月(第1期)/2021年7月~9月(第2期『小林さんちのメイドラゴンS』)
・話数:第1期 全13話+未放送1話/第2期 全12話+未放送1話
・作品について: クール教信者の漫画を京都アニメーションがアニメ化した、日常コメディとファンタジーを組み合わせた作品です。独り暮らしの会社員・小林さんのもとに、異世界のドラゴン・トールがメイド姿で押しかけてくるところから物語が始まります。さらにカンナ、エルマ、ルコア、ファフニールらも人間界で暮らし始め、ドラゴンたちの非常識さと人間社会の日常がぶつかることで、騒がしくも温かい毎日が描かれます。ギャグのテンポが良い一方で、家族ではない者同士が一緒に暮らすこと、違う価値観を受け入れることも丁寧に描かれています。越谷市公式でも、作中のまちなみは越谷市をモデルに作られていると紹介されています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県越谷市が中心です。具体例:越谷駅西口・東口、元荒川沿い、しらこばと橋周辺、東越谷七丁目しいのき公園、東越谷第一公園、東越谷ボタン公園、東越谷八丁目けやき公園、平和橋・新平和橋周辺、越谷レイクタウン周辺など。越谷市公式は、元荒川しらこばと橋周辺や東越谷七丁目しいのき公園を、作品に登場する景観のモデル例として紹介しています。
球詠
・放送年月:2020年4月~6月
・話数:全12話
・作品について: マウンテンプクイチの漫画を原作とする女子野球アニメです。中学時代に思うような野球ができなかった投手・武田詠深が、新越谷高校で幼なじみの捕手・山崎珠姫と再会し、休部状態だった女子野球部を仲間たちと立て直していきます。魔球のように曲がる変化球を持つ詠深、捕手として冷静に支える珠姫、作戦面でチームを動かす川口芳乃など、それぞれの役割がはっきりしており、女子野球を“かわいい部活”ではなく、勝つための競技として描いている点が魅力です。越谷市公式でも「越谷市を舞台とした、“女子高生×野球”を可愛く、リアルに描くアニメ」と紹介されています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県越谷市、特に越谷レイクタウン周辺が中心です。具体例:叡明高等学校(新越谷高校のモデルとされる学校)、大相模調節池、越谷レイクタウン駅、レイクタウン湖畔、桟橋周辺、レイクタウン周辺の道路・階段など。越谷市公式の聖地紹介では、詠深が入学する高校のモデルとして叡明高等学校、詠深と珠姫が全国大会を目指す決意をする場所として大相模調節池、下校シーンとして越谷レイクタウン駅が紹介されています。
バクマン。
・放送年月:2010年10月~2013年3月
・話数:全75話(第1シリーズ全25話/第2シリーズ全25話/第3シリーズ全25話)
・作品について: 大場つぐみ・小畑健による漫画をJ.C.STAFFがアニメ化した、漫画家を目指す少年たちの青春仕事ドラマです。中学生の真城最高は、文才に優れた高木秋人に誘われ、二人で漫画家コンビ「亜城木夢叶」としてプロデビューを目指します。編集部への持ち込み、読切掲載、連載会議、アンケート順位、締切との戦いなど、漫画制作と週刊誌連載の厳しさが物語の大きな軸です。アニメはNHK Eテレで3シリーズにわたり放送され、全75話で完結まで描かれました。作品内の居住地「谷草市」は架空ですが、越谷市・草加市周辺を思わせる地名や交通感覚があり、舞台探訪では北越谷駅・新越谷駅周辺がモデル候補として語られています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県越谷市・草加市周辺をモデルにした架空都市「谷草市」が中心とされます。具体例:北谷草駅のモデルとして語られる北越谷駅、南谷草駅の連想先となる南越谷・新越谷周辺、東武伊勢崎線沿線、武蔵野線乗り換え圏、越谷レイクタウンを連想させる「谷草ヒルタウン」など。公式に「この駅」と断定された聖地というより、作中の地名・交通描写・背景から越谷市と草加市を合わせたモデル地として考察されている作品です。
レーカン!
・放送年月:2015年4月~6月
・話数:全13話
・作品について: 瀬田ヒナコの4コマ漫画を原作とする、霊感少女の日常コメディです。主人公の天海響は、幼い頃から霊が見える高校生。周囲の人が怖がる霊に対しても分け隔てなく接し、友人たちや霊たちと一緒に、少し不思議で温かい日常を送ります。怖がらせるホラーではなく、見えない存在との交流を通じて、人とのつながりや思いやりを描く作風です。アニメはTBSほかで2015年4月に放送され、全13話で構成されています。草加市は「舞台めぐり」に作品舞台として追加されており、草加駅から旧松原団地駅方面にかけての市街地が舞台探訪の対象になっています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県草加市が中心です。具体例:草加駅周辺、獨協大学前〈草加松原〉駅周辺、草加市立歴史民俗資料館、八幡神社、草加松原、綾瀬川沿い、市街地の通学路や商店街など。舞台探訪記事では、草加駅から松原団地方面へ歩くルートで、神社、歴史民俗資料館、市街地の道路などが作中背景として比較されています。
みつどもえ
・放送年月:2010年7月~9月(第1期)/2011年1月~2月(第2期『みつどもえ 増量中!』)
・話数:第1期 全13話/第2期 全8話+特別編1話
・作品について: 桜井のりおのギャグ漫画を原作とする、小学校を舞台にしたハイテンションコメディです。丸井家の三つ子、みつば・ふたば・ひとはを中心に、6年3組の児童や教師たちが、勘違い、暴走、下ネタ、体力勝負、妙な人間関係で毎回大騒ぎを起こします。子どもらしい無邪気さというより、どこか極端で容赦のないギャグの応酬が持ち味です。第1期は2010年夏、第2期は2011年冬に放送されました。埼玉県内の舞台としては上尾市が挙げられることが多く、越谷・草加の県東部というよりは県央寄りの作品として扱うのが正確です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県上尾市が舞台として語られる作品です。具体例:上尾市内の学校・住宅地を思わせる背景、さいたま水上公園周辺、上尾駅周辺など。実在背景の再現度は作品全体で強く打ち出されているタイプではありませんが、舞台探訪記事では上尾市やさいたま水上公園、上尾駅付近の実景との関連が検証されています。
和光市・新座市・朝霞市・志木市周辺
7つ目は、和光市・新座市・朝霞市・志木市周辺です。東京都に近い通勤・通学圏でありながら、住宅街、川沿いの道、雑木林、寺院、公園が残る落ち着いたエリアです。東武東上線や武蔵野線などの沿線風景も印象的です。
アニメの舞台としては、駅前の生活感や、学校帰りに歩く橋、静かな住宅街が描きやすい地域です。派手な観光地ではありませんが、その分、登場人物の日常に自然に入り込む背景として機能します。身近な街の中に、青春や恋愛、創作活動の時間を置きやすいエリアです。
【周辺おすすめスポット】
・平林寺:新座市にある禅寺で、広大な境内林と武蔵野の雑木林の風情が魅力です。
・陸上自衛隊広報センター りっくんランド:朝霞駐屯地に隣接する広報施設で、装備品展示や体験型展示を楽しめます。
・いろは親水公園:志木市の水辺を活かした公園で、散策路や多目的広場が整備されています。
冴えない彼女の育てかた シリーズ
・放送年月:2015年1月~3月(第1期)/2017年4月~6月(第2期『冴えない彼女の育てかた♭』)/2019年10月公開(劇場版『Fine』)
・話数:TVシリーズ全25話+劇場版1作
・作品について: 丸戸史明のライトノベルを原作にした、同人ゲーム制作をめぐる青春ラブコメです。オタク高校生の安芸倫也は、桜舞う坂道で出会った少女に強いインスピレーションを受け、理想のヒロインを中心にしたギャルゲー制作を思いつきます。しかし、その少女・加藤恵は、実は同じクラスの目立たない女子でした。倫也は、人気イラストレーターの澤村・スペンサー・英梨々、先輩作家の霞ヶ丘詩羽らを巻き込み、同人サークル「blessing software」を立ち上げます。アニメーション制作はA-1 Pictures高円寺スタジオ、のちのCloverWorksが担当。和光市はアニメ聖地88にも選定され、シリーズの舞台の一つとして公式に扱われています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県和光市が主な埼玉側の舞台です。具体例:和光市駅、和光市役所(アニメ聖地88認定プレート・御朱印設置場所)、チビッコ公園、和光市駅前のファミリーレストラン周辺、新倉ふるさと民家園など。アニメツーリズム協会は『冴えない彼女の育てかた』シリーズを「埼玉県和光市」の聖地として紹介し、和光市役所を御朱印スタンプ設置場所としています。
藍より青し
・放送年月:2002年4月~9月(第1期)/2003年10月~12月(第2期『藍より青し〜縁〜』)
・話数:全36話(第1期全24話/第2期全12話)
・作品について: 文月晃の漫画をJ.C.STAFFがアニメ化した恋愛ドラマです。大学生の花菱薫は、幼い頃に許嫁だった桜庭葵と再会します。薫は名家・花菱家から離れて一人で暮らしており、葵は彼を一途に想い続けていました。二人は、周囲には婚約関係を隠したまま、さまざまな女性たちと同じ屋敷で暮らすことになります。ハーレム的な賑やかさもありますが、物語の核は、家のしがらみから離れた薫と、家の期待を背負う葵が、自分たちの関係をどう選ぶかにあります。舞台は東武東上線沿線を思わせる描写が多く、新座市・ふじみ野市・富士見市周辺など、埼玉県南西部の生活圏と結びつけて語られます。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県新座市、ふじみ野市、富士見市、志木市周辺を含む東武東上線沿線が舞台モデルとして扱われます。具体例:新座市周辺、ふじみ野駅周辺、志木駅周辺、朝霞台・北朝霞周辺を思わせる鉄道・住宅地、東武東上線沿線の街並みなど。桜庭館そのものは別地域の洋館をモデルにしたとされますが、日常の移動感や駅周辺の描写は埼玉県南西部の東上線沿線と結びつけられています。
武蔵野線の姉妹
・公開年月:2012年11月
・話数:実写映画1作(91分)
・作品について: ユキヲの漫画を原作にした作品で、アニメ化作品ではなく、2012年に実写映画化されたタイトルです。物語は、武蔵野線沿線の埼玉県某市・N座駅付近の高級マンションに暮らす美人姉妹、ランとパンドラを中心に進みます。株取引で築いた資産でロリータファッションを楽しむ姉妹が、メイドカフェやオタク文化をめぐる騒動に巻き込まれていくシュールコメディです。埼玉県南部の武蔵野線沿線、特に「N座駅」という表記から新座市周辺を連想させる設定になっています。アニメ記事に入れる場合は、アニメではなく“埼玉舞台の漫画・実写化作品”として補足的に扱うのが正確です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県新座市周辺、武蔵野線沿線を思わせる架空の「N座駅」付近が舞台です。具体例:新座駅周辺を連想させる駅前、武蔵野線沿線の住宅地・高層マンション街、秋葉原方面への移動動線など。実写映画情報でも「武蔵野線沿線、埼玉県N座駅付近の高級マンションに暮らす姉妹」と説明されています。
行け!稲中卓球部
・放送年月:1995年4月~9月
・話数:全26話
・作品について: 古谷実のギャグ漫画を原作とする、1990年代を代表する不条理系学園コメディです。稲豊中学校卓球部の前野、井沢、田中、田辺、竹田、木之下らが、部活動そっちのけでくだらない騒動を起こし続けます。卓球漫画というより、思春期の男子中学生のしょうもなさ、暴走、下品さ、空回りを徹底的に笑いに変えた作品です。アニメ版は1995年に全26話で放送されました。舞台は和光・新座・朝霞・志木周辺ではなく、埼玉県内ではさいたま市南区の大谷口周辺がモデルとして挙げられることが多い作品です。地域区分としては、さいたま市側に寄せた方が自然です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市南区周辺がモデルとして語られます。具体例:さいたま市南区広ヶ谷戸周辺、大谷口中学校を連想させる学校立地、住宅地・通学路など。ネットオフの埼玉聖地系まとめでは『行け!稲中卓球部』を「さいたま市南区」として整理しています。
深谷市・熊谷市・上尾市・県北・県央
最後に紹介するのは、深谷市・熊谷市・上尾市を含む県北・県央エリアです。広い平野、農地、河川敷、スポーツ施設、歴史ある寺社があり、県南部とは違う開放感があります。深谷は深谷ねぎや渋沢栄一ゆかりの地、熊谷は荒川沿いの桜や妻沼聖天山で知られています。
上尾には武道館や公園があり、スポーツや学校生活の舞台として使いやすい環境があります。この地域は、都市的な華やかさよりも、競技場、体育館、農地、河川敷、駅前の生活感が魅力です。スポーツもの、仕事もの、農業や地域の暮らしを描く作品と相性のよいエリアです。
【周辺おすすめスポット】
・渋沢栄一記念館:深谷市下手計にある、渋沢栄一ゆかりの資料を紹介する施設です。
・妻沼聖天山:熊谷市妻沼にある名刹で、歴史ある建築と門前の街歩きが楽しめます。
・上尾丸山公園:水と緑をテーマにした上尾市の総合公園で、大池や自然学習館などがあります。
リーマンズクラブ
・放送年月:2022年1月~4月
・話数:全12話
・作品について: ライデンフィルム制作のオリジナルTVアニメで、実業団バドミントンを題材にしたスポーツ×会社員ドラマです。天才肌の選手・白鳥尊は、ある失敗をきっかけに強豪チームを解雇され、飲料メーカー「サンライトビバレッジ」の社員兼バドミントン選手として再出発します。営業職として働きながら、年上の宮澄建とダブルスを組み、仕事と競技の両方で成長していく構成です。実業団スポーツならではの、選手であり会社員でもある立場、商品開発や営業活動と競技生活の両立が作品の個性になっています。深谷市内の風景や深谷ねぎを活かした商品が作中に登場し、地元でも応援イベントやコラボ商品が展開されました。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県深谷市が中心です。具体例:深谷駅、深谷ビッグタートル(深谷市総合体育館)、深谷ねぎ畑、深谷市内のねぎ農家、道の駅おかべ(深谷市岡688-1)、アリオ深谷(深谷市上柴町西4-2-14)など。公式コラボ情報では、深谷駅、深谷ビッグタートル、深谷ねぎ畑、ねぎ農家などが作中に登場すると紹介されています。
ブルーサーマル
・公開年月:2022年3月
・話数:映画1作(103分)
・作品について: 小沢かなの漫画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-』を原作にした青春アニメ映画です。大学生活に期待して青凪大学へ入学した都留たまきは、ある事故をきっかけに体育会航空部へ関わることになります。最初は弁償のために入部したような形でしたが、グライダーで空へ上がった瞬間、エンジンを使わず風をつかんで飛ぶ魅力に心を奪われていきます。制作はテレコム・アニメーションフィルム、監督は橘正紀。上映時間は103分です。熊谷市公式でも、グライダーの聖地である妻沼グライダー滑空場が、主人公たちのホームグラウンド「M沼」として原作に登場すると紹介されています。空の広さ、河川敷の滑走路、大学航空部の青春が一体になった作品です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県熊谷市妻沼周辺が中心です。具体例:妻沼グライダー滑空場、熊谷駅北口、妻沼聖天山、利根川河川敷、妻沼市街地など。埼玉県観光サイトでは、作中にも登場するおすすめスポットとして熊谷駅、グライダー妻沼滑空場、妻沼聖天山を紹介しています。妻沼グライダー滑空場は長い滑走路を持つ学生航空部の拠点で、作品の空気を現地で感じやすい場所です。
もういっぽん!
・放送年月:2023年1月~4月
・話数:全13話
・作品について: 村岡ユウの漫画を原作にした女子柔道アニメです。中学最後の試合で一本負けを喫した園田未知は、高校では柔道をやめて普通の青春を送ろうと考えていました。しかし、かつて自分を破った氷浦永遠と再会し、早苗や安奈たち仲間とともに、再び柔道部で汗を流すことになります。作品は、かわいらしい日常だけでなく、柔道の技、試合前の緊張、負けた悔しさ、仲間を応援する熱量をまっすぐ描く青春スポーツものです。アニメは2023年1月から放送され、全13話で完結しました。埼玉県上尾市の埼玉県立武道館など、県内の武道関連施設が舞台として扱われています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県上尾市が中心です。具体例:埼玉県立武道館/リプロ武道館(〒362-0032 埼玉県上尾市日の出4-1877)、上尾駅周辺、上尾市内の通学路・学校周辺を思わせる景観など。埼玉県公式の施設情報では、埼玉県立武道館の所在地は上尾市日の出4-1877とされ、聖地系情報でも『もういっぽん!』のスポットとして上尾市・埼玉県立武道館が挙げられています。
アタッカーYOU!
・放送年月:1984年4月~1985年6月
・話数:全58話
・作品について: 1980年代の女子バレーボールを題材にしたスポ根アニメです。主人公・葉月優は、明るく天真爛漫な少女で、転校先の中学校でバレーボールと出会い、仲間やライバルたちと切磋琢磨しながら成長していきます。中学編から実業団編、日本代表へとステージが広がっていく構成で、厳しい練習、ライバル対決、親子関係や恋愛要素も含んだ長編スポーツドラマになっています。1984年4月から1985年6月まで全58話が放送されました。埼玉県との関係では、実業団編において杉戸町が舞台として挙げられ、イトーヨーカドー・バレーボールをモデルにした要素があると整理されています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県北葛飾郡杉戸町が関連地として挙げられます。特に実業団編で、イトーヨーカドー・バレーボールをモデルにした要素があるとされます。具体的な聖地巡礼スポットとして駅や施設が強く定着しているタイプではありませんが、埼玉県東部の実業団バレー文化と結びつけて紹介しやすい作品です。
青空少女隊
・発売年月:1994年10月~1996年8月
・話数:OVA全7話
・作品について: 清水としみつの漫画を原作にした、航空自衛隊を題材にしたスカイアクション・ラブコメディです。世界初の女性パイロットだけによるアクロバットチーム「航空自衛隊 第801練習飛行隊」に、新たに整備隊員として赴任した石動拓也が、問題児ぞろいの女性パイロットたちと関わっていきます。バンダイチャンネルでは「航空自衛隊の協力で贈るスカイアクション・ラブコメディ」と紹介され、前期・後期に分けて全7話が制作されたと説明されています。航空機描写、整備員とパイロットの掛け合い、部隊内の人間関係が魅力で、OVAらしい密度の高い作りです。埼玉県内では航空自衛隊入間基地が作品の関連舞台として挙げられます。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県入間市・狭山市周辺の航空自衛隊入間基地が関連地です。具体例:航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市稲荷山2丁目付近)、稲荷山公園駅周辺、基地周辺の市街地など。第801練習飛行隊は架空部隊ですが、航空自衛隊協力作品として、入間基地近隣のラーメン屋で大食い大会が開かれる番外編もあり、埼玉の航空自衛隊文化と結びつけて紹介できます。
〇主な舞台ではないが埼玉県が登場するアニメ
頭文字D
・放送年月:1998年4月~12月(第1期)/1999年10月~2000年1月(Second Stage)ほか
・話数:第1期 全26話/Second Stage 全13話 ほかシリーズ複数作
・作品について: しげの秀一の峠バトル漫画を原作にしたカーレースアニメです。シリーズ全体の主舞台は群馬県の秋名山をはじめとする北関東の峠ですが、物語が進むと埼玉エリアの峠も重要なバトルコースとして登場します。藤原拓海がさまざまな走り屋と対戦し、AE86の限界と自分の走りを更新していく構成は、車好きだけでなくスポーツ漫画的な成長譚としても楽しめます。埼玉はシリーズの中心地ではありませんが、正丸峠や定峰峠などが登場し、聖地巡礼の定番ルートとしても知られています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県飯能市・横瀬町・東秩父村・小川町・秩父市周辺の峠道が関連地です。具体例:正丸峠(埼玉県飯能市と秩父郡横瀬町の境界付近/『頭文字D Second Stage』に登場)、定峰峠(埼玉県東秩父村から比企郡小川町方面へ抜ける峠道/埼玉北西エリア連合チームのホームコースとして登場)、土坂峠周辺など。ジャパン峠プロジェクトでも、正丸峠は『頭文字D 2nd Stage』に登場する峠、定峰峠は埼玉北西エリア連合チームのホームコースとして紹介されています。
秒速5センチメートル
・公開年月:2007年3月
・話数:映画1作(3話構成)
・作品について: 新海誠監督による連作短編形式の劇場アニメです。遠野貴樹と篠原明里の距離、時間、すれ違いを、東京、栃木、鹿児島、都市生活の風景を通して描きます。主舞台としては東京や栃木・岩舟駅の印象が強い作品ですが、第1話「桜花抄」では貴樹が明里に会いに行く移動の途中で、埼玉県内の駅や路線が描かれます。埼玉は目的地ではなく“通過する場所”ですが、雪の日の武蔵浦和駅や大宮方面への乗り換えが、二人の距離の遠さと時間の遅れを印象づける重要なカットになっています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市・戸田市・久喜市周辺が一部描かれます。具体例:武蔵浦和駅、大宮駅、戸田駅、久喜駅など。舞台探訪記事では、第1話「桜花抄」に関連する埼玉県内のカットとして、さいたま市の武蔵浦和駅・大宮駅、戸田市の戸田駅、久喜市の久喜駅などが整理されています。作品全体の主舞台ではありませんが、貴樹の移動経路として埼玉県内の鉄道風景が印象的に使われています。
四月は君の嘘
・放送年月:2014年10月~2015年3月
・話数:全22話+OAD1話
・作品について: 新川直司の漫画をA-1 Picturesがアニメ化した音楽青春ドラマです。母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなった有馬公生が、自由奔放なヴァイオリニスト・宮園かをりと出会い、再び音楽に向き合っていきます。主な舞台は東京都練馬区周辺ですが、埼玉県新座市の前通り橋は、作品を象徴する印象的な場所の一つとして知られています。かをりと公生が橋の上や川辺で過ごす場面は、作品の明るさと切なさが重なる重要なシーンです。埼玉県内が作品全体の主舞台というわけではありませんが、新座市の橋は聖地巡礼先として非常に認知度の高いスポットです。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県新座市栗原6丁目付近の前通り橋周辺です。具体例:前通り橋、黒目川沿いの親水エリア、橋のベンチ、周辺の住宅街など。AniTabiでは、前通り橋を作中の「土稜橋」のモデルとして紹介し、第5話・第11話でかをりと公生が蛍を見る場面、1st OP・EDにも登場する場所と説明しています。
おちこぼれフルーツタルト
・放送年月:2020年10月~12月
・話数:全12話
・作品について: 浜弓場双の漫画を原作にした、アイドル再起コメディです。地方から上京した桜衣乃が、売れない芸能人たちが暮らす寮「ネズミ荘」に入り、ロコ、はゆ、仁菜、へもたちとアイドルユニット「フルーツタルト」として活動していきます。主な舞台は東京都小金井市・東小金井周辺で、埼玉県が中心となる作品ではありません。ただし、第9話・第10話では大宮のイベント会場周辺が登場し、埼玉県内のカットとして聖地巡礼されています。作品全体としては“東小金井のアイドルたちの物語”ですが、アイドル活動の行き先の一つとして大宮が描かれる形です。公式サイトでも2020年10月からのTV放送が告知されています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市大宮区が一部登場します。具体例:JR大宮駅、ソニックシティ イベント広場(埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目7-5周辺)など。舞台探訪記事では、第9話・第10話に登場する大宮のカットとして、JR大宮駅とソニックシティ イベント広場が整理されています。主舞台ではなく、フルーツタルトがライブやイベント活動で訪れる“遠征先”として扱うのが自然です。
キャプテン翼(第1作)
・放送年月:1983年10月~1986年3月
・話数:全128話
・作品について: 高橋陽一のサッカー漫画を原作にした、サッカーアニメの代表作です。大空翼が南葛小・南葛中で仲間やライバルたちと出会い、全国大会や国際大会へ挑んでいく物語で、主な舞台は架空都市「南葛市」や各地の大会会場です。埼玉県が作品全体の中心ではありませんが、中学生編の全国中学生サッカー大会は、埼玉県大宮市の県営大宮公園サッカー場を中心とした会場で開催された設定とされています。そのため、埼玉県は“翼たちが全国の強豪と戦う大会の地”として重要です。サッカーの街・浦和や大宮の文脈とも相性がよく、現在も埼玉県内には『キャプテン翼』関連のモニュメントが設置されています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県さいたま市大宮区・浦和区周辺が関連地です。具体例:県営大宮公園サッカー場/NACK5スタジアム大宮(さいたま市大宮区高鼻町4丁目)、大宮公園周辺、浦和美園駅周辺など。作品設定上、全国中学生サッカー大会は埼玉県大宮市の県営大宮公園サッカー場を中心とした3会場で開催されたと整理されています。主舞台ではありませんが、南葛中・東邦学園などのライバル校が激突する全国大会の舞台として、埼玉県内のサッカー場が関わります。
パンダコパンダ
・公開年月:1972年12月
・話数:映画1作(約34分)+続編『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』1作
・作品について: 高畑勲が演出、宮﨑駿が原案・脚本・画面設定を担当した中編アニメーションです。小学生のミミ子が一人で留守番をしている家に、パパンダとパンちゃんの親子がやってきて、奇妙で楽しい共同生活が始まります。のちの高畑・宮﨑作品につながる柔らかい動き、子どもの自由さ、日常に不思議が入り込む感覚が魅力です。観光地として埼玉県を巡る作品ではありませんが、物語の舞台は所沢とされ、近年も「作品の舞台、所沢」で展覧会が開催されています。公式映画データでは1972年12月17日公開、上映時間34分とされています。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県所沢市北秋津周辺が関連地です。具体例:所沢市北秋津、ところざわサクラタウン(埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3)、角川武蔵野ミュージアム周辺など。ところざわサクラタウンの展覧会情報では、『パンダコパンダ』について「ついに作品の舞台、所沢へ帰ってきた」と紹介され、所沢会場限定の展示も行われました。作中で細かい地名が前面に出るタイプではありませんが、所沢は作品の舞台として扱いやすい関連地です。
劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-/SAOシリーズ
・公開年月:2017年2月(『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』)
・話数:映画1作(119分)/TVシリーズ複数作
・作品について: 川原礫のライトノベルを原作とする人気シリーズです。『オーディナル・スケール』では、ARデバイス「オーグマー」と拡張現実ゲーム《オーディナル・スケール》をめぐる事件が描かれ、キリトやアスナたちは東京各地の現実空間でボス戦に挑みます。劇場版の主な舞台は東京の都市空間ですが、ラストの約束の場所として埼玉県ときがわ町の堂平天文台が知られています。また、TVシリーズではフェアリィ・ダンス編で所沢駅が描かれるなど、SAOシリーズ全体には埼玉県内の印象的なカットがいくつかあります。劇場版の公開日は2017年2月18日、上映時間は119分です。
・どの地域が舞台になったか: 埼玉県比企郡ときがわ町・所沢市が関連地です。具体例:堂平天文台(埼玉県比企郡ときがわ町大字大野1853/『オーディナル・スケール』ラストの流星群を見る約束の場所として知られる)、所沢駅(埼玉県所沢市日吉町1-1/フェアリィ・ダンス編でアスナが入院する病院の最寄り駅として登場)、防衛医科大学校病院周辺(埼玉県所沢市並木3-2付近/病院モデルとして語られる関連地)など。AniTabiでは、堂平天文台を劇場版のラストに関わるスポット、所沢駅をSAOシリーズの関連スポットとして整理しています。
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