株式会社ロッテは2025年10月21日(火)、アニメ『鬼滅の刃』と「ビックリマンチョコ」のコラボ新商品「鬼滅の刃マンチョコ<無限城編>」を東日本(静岡含む)先行で発売する。封入シールは描きおろし全24種(一部シークレットあり)。価格はオープン価格(想定小売価格 税込172円前後)。同コラボは2020年の初登場以来ヒットを重ねており、「歴代コラボビックリマン出荷数No.1」(自社調べ)を記録している。今回は劇場公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』をテーマに、炭治郎、柱、上弦の鬼が“ビックリマン調”で再現される。ロッテの公式リリースで一連の要項が告知された。
2年ぶりの“新作弾”としての位置づけ
鬼滅コラボは、2020年11月に第1弾(全24種)でスタート。2021年9月に第2弾「鬼滅の刃マンチョコ2」が続き、2022年10月に「遊郭編」テーマの第3弾が先行発売。2023年6月には、過去2作の復刻+新規描きおろし7種を加えた全55種の“復刻セレクション”が投入された。今回の「無限城編」は約2年ぶりの“新作弾”として、シリーズの節目を飾る存在になる。


“40周年イヤー”に重なる発売タイミング
ビックリマンが現在の地位を確立する契機となった「悪魔VS天使シリーズ」は1985年発売。2025年で40周年を迎える。ロッテは40周年施策の中で、当時のピークには年間約4億個を販売し、アニメ化・マンガ連載へ波及した歴史的影響も大きい。そんなビックリマンチョコの節目の年に鬼滅の刃とのコラボが行われることで、1980年代のビックリマン的収集熱と、令和を代表する大型IPの熱量が再び共振する構図となった。

コラボの“系譜”から見える、鬼滅の特異点
これまでビックリマンチョコは、『ONE PIECE』(2016年、東西先行→全国)や『エヴァンゲリオン』(2020年、東西別SKU同時先行)、『機動戦士ガンダム』(2019年、両陣営パッケージで東西先行)など、時代の寵児となった数々のIPとコラボを行っており、いずれも全24種・東西先行といった“フォーマット”は似ている。だが、今回の鬼滅コラボはシリーズ化して第5弾へ到達、さらに出荷数でも歴代コラボNo.1という記録を残しており、このスケール感がほかのコラボと一線を画すポイントだ。
収集体験をアップデートする“24種+シークレット”設計
シールは全24種。ノーマルに加えシークレットも投入され、「箱買い→シークレット探索→交換・コンプ」という収集導線が“令和版ビックリマン”として定着している。2023年の復刻セレクションでは新規描きおろし7種、裏面をつなげる“パノラマ仕掛け”など、収集後の体験価値に踏み込む設計もみられた。今回の「無限城編」でも、猗窩座や柱たちの“決めカット”がどこまで名場面の記憶を喚起するかが、発売直後のSNSを席巻する“話題の初速”を左右しそうだ。

発売要項(公式)
- 商品名:鬼滅の刃マンチョコ<無限城編>
- 発売日:2025年10月21日(火)
- 発売地区:東日本先行(静岡含む/遊技場・アミューズメント施設除く)
- 封入:描きおろし全24種(ノーマル+一部シークレット)
- 価格:オープン価格(想定小売価格 税込172円前後)
- 備考:「鬼滅の刃」とのコラボは“約2年ぶり”の新作弾/歴代コラボ出荷数No.1(自社調べ)
引用元:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002514.000002360.html
https://www.lotte.co.jp/
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