世界中にファンを広げるアニメ『エヴァンゲリオン』と、日本の伝統工芸が融合した新アートプロジェクト「エヴァ・ジャポニズム」がスタートした。版元・株式会社版三と『エヴァンゲリオン』シリーズの共同プロデュースによる企画で、第一弾作品はアスカ・レイ・マリの3人を美人画として描いた浮世絵である。
版三が挑む「伝統と革新」の融合
株式会社版三(代表取締役:坂井英治)は、日本が世界に誇る浮世絵文化を現代に継承することを目的に、伝統技術を守りつつ新たな表現に挑戦してきた。これまでにも『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』『ゴジラ』『スター・ウォーズ』『マーベル』など、国内外の人気コンテンツとコラボレーションを展開し、伝統工芸とポップカルチャーの融合を実現してきた。
今回発表された「エヴァ・ジャポニズム」はその最新の試みであり、幅広い層に支持され続ける『エヴァンゲリオン』と、日本美術が持つ奥深い表現を結びつけることで、新しい日本美の創造を目指すものだ。
世界を魅了する『エヴァンゲリオン』と「ジャポニズム」の再定義
1995年のTV放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』は、その後も『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズや『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(2021年公開、最終興行収入102.8億円)を通じて、常に新しいファンを獲得してきた。2025年は30周年を迎え、海外でも記念イベントが行われるなど、いまなお世界規模で影響力を持つ作品である。
プロジェクト名に掲げられた「ジャポニズム」は、19世紀後半にヨーロッパで巻き起こった日本美術ブームを指す言葉だ。本プロジェクトではこの概念を「日本文化が持つ、世界を魅了する力」と再定義し、伝統と現代の視点を重ねることで新たな文化価値の創出を目指している。
第一弾は歌麿「鳳凰三美人図」をモチーフに
「エヴァ・ジャポニズム」第一弾は、浮世絵師・喜多川歌麿の名作「鳳凰三美人図」をモチーフとした『エヴァ浮世絵 箱根八里美人三画揃』。アスカ・レイ・マリの3人を姫君に見立て、美人画の様式で描いた作品。アニメらしさと古典的品格の両立に工夫が凝らされている。

古典と現代カルチャーの対話、販売も予定
歌麿の美人画は江戸時代に女性像を理想化した表現として知られるが、本作ではその構図に現代アニメのヒロインを重ねることで、古典と現代カルチャーが響き合う新しい美の表現が生まれている。 今後はオンライン販売や展示会での公開も予定されており、詳細は後日発表される見込みだ。エヴァンゲリオン30周年の節目に、伝統美を通じて作品世界に触れられる機会はファンにとって貴重なものとなっている。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000031094.html
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